
ダーウィンも言ってた。

日付が変われば9月18日。
私にとっては、もはや自分の誕生日よりも大切にしているSaltyがオープンした日です。
毎年この日は必ずお店の床にオイルを塗布し直し、お店を労わりながらオープン前日の地獄の様な状況を思い返して初心に帰る様にしています。
もうすぐでSaltyのオープンから丸9年が経とうとしており、9年前から変わらずに一人でお店に立ち続けています。
「変わらず〜し続けている」と言えば聞こえは良いですが、それは進歩が無いとも言えます。
ちょうど本日、この業界に入ったばかりの何も知らない私に全て教えてくださった敬愛する大先輩がお店に来られました。
曰く、「失敗しても良いから新しいことをもっとやれ」とのことで、ここ数年大きな変化を起こしておらず、そのことに焦りを感じつつも何も行動していなかった私にはグサグサと刺さるメッセージでした。
今回に限らず、お会いする度に、お電話でお話しする度にその様に言っていただいておりましたが、この業界で成長し続けている大先輩からすると本当によろしくない状態ということでしょう。
「生き残る種は、最も変化に対応出来るものである」とダーウィンも言ったとされている様に、状況に合わせて変わり続けることは当店の様なセレクトショップにとっても必須と言えます。
今すぐにあれこれ手を付けるという訳ではありませんが、状況を分析し、じっくりと考えて自分の取るべき行動を明らかにしていこうと思います。
いつの間にか10年目に入るSaltyを、あたたかく見守っていただけましたら幸いです。