
圧倒的。

「圧倒的」
こちらの作品が届いて、その言葉が自然と浮かんで来ました。
展示会で初めて目にした時には出てこなかったこの言葉が、半年経ってお店に届いた今、私の頭を駆け巡っています。
もちろん展示会の際にも素敵だなと感じた為に実際に仕入れているのですが、明らかに今の方が大きな感動があるのです。
「あれ、こんなにすごかったっけ…?」
と、検品の手がしばらく止まると共に、口角はニヤリと上がっていました。(かなり気持ち悪い表情をしていたと思います。。。)
「ネップ」や「凹凸」という単語では正確な表現では無いと思わせられる程にボコボコとした不均一さのある強烈な存在感を持つ生地。
まさに圧倒的。
このように展示会の時よりも納品時の方が感動する現象は偶に起こるのですが、それは展示会では同レベルの作品が沢山並んでいることで、感覚が麻痺してしまっているからなのです。
店頭にて日常的な感覚を持ってあらためてその作品を手に取ると、その真価に衝撃を受けるというパターンなのですが、こちらに関しては本当にすさまじいインパクトでした。
画像越しにもその存在感は確実に伝わっていると思いますが、是非ともお手に取ってみて欲しい作品です。